7月11日、佐賀市立勧興公民館で開かれた佐賀県社会教育研究会に登壇しました。佐賀県内で社会教育士の称号を取得した市議会議員3名が中心となり、政治と社会教育の接点を議論する会です。
はじめに自身の経歴を話しました。37歳まで東京で広告の仕事をしていたこと、伊万里に移り住んだ後に伊万里高校から声をかけられ地域と学校をつなぐ役を務めたこと、大人向けの講座を多い年で20回ほど開いたこと、その後に社会教育主事講習を受けたことです。
そのうえで、3つの論点を挙げました。
担い手の無償性。民間で社会教育に関わる活動はほとんどが無償で成り立っており、社会教育士の称号を得ても仕事につながらない。教える中身の前に、その上位にある仕組みを問い直す必要がある、と話しました。
継承。地域で社会教育を支えてきた活動のなかに、継ぎ手が見つからず途絶えたものがある、と述べました。
接点を増やす。伊万里で「社会教育主事講習を受けてみませんか」と言える人を年に一人ずつでも増やすこと、年に一度の講演ではなく月に一度の勉強会を続けること、民間と行政の両側から働きかけることを挙げました。
会場では、民間の事業者が3週間の講習に通うとその間の収入が失われるという、受講機会の非対称の論点も出ました。
